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Google Kubernetes Engine 上に EMQX をデプロイする ​

EMQX Operator を使用すると、Google Kubernetes Engine(GKE)上に EMQX をデプロイできます。これにより、GCP 上でマネージド Kubernetes クラスターを簡単に展開できます。GKE を利用することで、運用のオーバーヘッドを GCP に委ねることが可能です。GKE 上に EMQX をデプロイすることで、Kubernetes のスケーラビリティと柔軟性を活用しつつ、マネージドサービスのシンプルさと利便性を享受できます。EMQX Operator を GKE 上で利用すれば、クラウド上で MQTT ブローカーを簡単にデプロイ・管理でき、ビジネス目標に集中できます。

はじめる前に ​

GKE 上に EMQX をデプロイする前に、以下の前提条件を満たしていることを確認してください。

EMQX クラスターを素早くデプロイする ​

以下の例は、基本的な EMQX カスタムリソース(CR)設定を示しています。

  1. 以下のドキュメントを YAML ファイルとして保存し、kubectl apply でデプロイします。

    注意

    CPU とメモリのリソース制限を指定する場合は、最低でも 250m CPU と 512Mi メモリを確保してください。詳細は Autopilot のリソースリクエスト を参照してください。

    yaml
    apiVersion: apps.emqx.io/v2
    kind: EMQX
    metadata:
      name: emqx
    spec:
      image: emqx/emqx:6.3.1
      config:
        data: |
          license {
            key = "..."
          }
      coreTemplate:
        spec:
          volumeClaimTemplates:
          ## ストレージクラスの詳細:https://cloud.google.com/kubernetes-engine/docs/concepts/persistent-volumes#storageclasses
            storageClassName: standard
            resources:
              requests:
                storage: 10Gi
            accessModes:
            - ReadWriteOnce
      dashboardServiceTemplate:
        spec:
          ## ロードバランサーの詳細:https://cloud.google.com/kubernetes-engine/docs/how-to/internal-load-balancing
          type: LoadBalancer
      listenersServiceTemplate:
        spec:
          ## ロードバランサーの詳細:https://cloud.google.com/kubernetes-engine/docs/how-to/internal-load-balancing
          type: LoadBalancer
  2. EMQX クラスターが準備完了になるまで待ちます。

    kubectl get コマンドで EMQX クラスターのステータスを確認し、STATUS が Ready になっていることを確認してください。準備完了までに時間がかかる場合があります。

    shell
    $ kubectl get emqx
    NAME   STATUS    AGE
    emqx   Ready     1m2s
  3. EMQX ダッシュボードの外部 IP を取得します。

    EMQX Operator は dashboardServiceTemplate の設定に基づき、EMQX ダッシュボード用の Service リソースを作成します。

    shell
    $ kubectl get svc emqx-dashboard -o json | jq -r '.status.loadBalancer.ingress[0].ip'
    34.122.174.166
  4. ダッシュボードに http://34.122.174.166:18083 でアクセスします。

    デフォルトの認証情報でログインしてください。

    • ユーザー名: admin
    • パスワード: public

サブスクライブとパブリッシュ ​

このハンズオンでは、開発者が MQTT サービスやアプリケーションを素早くテストできるオープンソースの MQTT 5.0 コマンドラインクライアントツールである MQTTX CLI を使用します。

  1. EMQX TCP リスナーの外部 IP を取得します。

    EMQX Operator は設定された各リスナーに対して自動的に Service リソースを作成します。

    shell
    external_ip=$(kubectl get svc emqx-listeners -o json | jq -r '.status.loadBalancer.ingress[0].ip')
  2. トピックにサブスクライブします。

    shell
    $ mqttx sub -t 'hello' -h ${external_ip} -p 1883
    [10:00:25] › …  接続中...
    [10:00:25] › ✔  接続完了
    [10:00:25] › …  hello にサブスクライブ中...
    [10:00:25] › ✔  hello にサブスクライブ完了
  3. 別のターミナルで EMQX クラスターに接続し、メッセージをパブリッシュします。

    shell
    $ mqttx pub -t 'hello' -h ${external_ip} -p 1883 -m 'hello world'
    
    [10:00:58] › …  接続中...
    [10:00:58] › ✔  接続完了
    [10:00:58] › …  メッセージをパブリッシュ中...
    [10:00:58] › ✔  メッセージをパブリッシュ完了
  4. サブスクライバーがメッセージを受信する様子を確認します。

    shell
    [10:00:58] › payload: hello world

ロードバランサーでの TLS オフロードに関する注意点 ​

執筆時点では、Google ロードバランサーは TLS からプレーン TCP へのトラフィックの終端処理をサポートしていません。可能な回避策については、このディスカッションを参照してください。