Null Action(デバッグ)
Null Actionは、アクションを関連付けずにルールを設定するもので、ルールのデバッグ専用に使用できます。
ルールの設定
左メニューからデータ統合をクリックし、Debugカテゴリの下にある**Do Nothing (debug)**を見つけます。クリックして新規ルールページに入り、SQLエディターに以下のルールマッチングSQL文を入力します。
sqlSELECT payload.msg as msg FROM "t/#" WHERE msg = 'hello'
SQLエディターの下にあるテストを有効にするトグルスイッチをオンにし、以下のテストデータを入力します。
トピック: t/a
ペイロード:
json{ "msg": "hello" }
テストをクリックし、出力結果を確認します。正しく設定されていれば、以下のように完全なJSONデータがテスト出力として受信されます。
期待通りのテスト出力が得られたら、次のステップに進めます。
注意: テストが通らない場合は、SQLが適合しているか確認してください。
json{ "msg": "hello" }
ルールを作成をクリックしてルール一覧に戻ります。アクションを含まないルールが表示されていることを確認できます。
テスト
データ報告のシミュレーションにはMQTTXの使用を推奨しますが、他の任意のクライアントでも実施可能です。
MQTTXを使ってデプロイメントに接続し、t/aトピックに以下の内容のメッセージを送信します。
json{ "msg": "hello" }
コンソールでランタイムデータを確認します。ルール一覧のルールIDをクリックすると、ランタイム統計ページにNull Actionルールの統計情報が表示されます。