サブスクリプション管理
Monitor -> Subscriptions をクリックすると、Subscriptions ページに移動します。
サブスクリプションリストには、現在のデプロイメント内でクライアントがサブスクライブしているすべてのトピックが表示され、クライアントとトピックのマッピング関係を反映しています。クライアントID、トピック、QoSに加えて、MQTT v5で新たにサポートされたサブスクリプション機能の情報も提供されます。
No Local: MQTT v3.1.1では、自分がパブリッシュしたトピックをサブスクライブすると、自分がパブリッシュしたすべてのメッセージを受信します。しかし、MQTT v5では、サブスクライブ時にこのオプションを1に設定すると、サーバーは自分がパブリッシュしたメッセージを転送しません。
Retain as Published: このオプションは、サーバーがクライアントにメッセージを転送する際にRETAINフラグを保持するかどうかを指定します。このオプションは保持メッセージのRETAINフラグには影響しません。したがって、Retain As Publishオプションが0に設定されている場合、クライアントはメッセージのRETAINフラグに基づいて、そのメッセージが通常の転送メッセージか保持メッセージかを判断します。サブスクライブ後に最初に受信したメッセージかどうかで判断するわけではありません(転送メッセージは、ブローカーの実装によっては保持メッセージより先に送信されることもあります)。
Retain Handling: このオプションは、サブスクリプションが確立されたときにサーバーが保持メッセージをクライアントに送信するかどうかを指定します。
- Retain Handlingが0の場合、クライアントがサブスクライブに成功するとすぐに保持メッセージを送信します。
- Retain Handlingが1の場合、クライアントがサブスクライブに成功し、かつそのサブスクリプションが以前に存在しなかった場合にのみ保持メッセージを送信します。クライアントがQoSを変更するために再サブスクライブすることもあるため、その場合は保持メッセージを再度受信する必要はありません。
- Retain Handlingが2の場合、クライアントがサブスクライブに成功しても保持メッセージは送信されません。
検索バーはデフォルトでクライアントIDとトピックを表示し、クライアントIDおよびトピックによるサブスクリプションリストのあいまい検索をサポートしています。検索バー右側の矢印ボタンをクリックすると、QoSおよび共有名によるフィルタリング用の入力ボックスも表示されます。