EMQX 5.7 の互換性のない変更点
e5.7.2
- #13327 Kafka、Confluent、および Azure Event Hubs の統合に関する問題修正に伴い、これらの統合のオンディスクバッファのディレクトリパスのスキームが変更されました。新しいスキームではトピック名の代わりにアクション名を使用します。このバージョンにアップグレードすると古いバッファファイルは無効となり、古いディレクトリの手動クリーンアップが必要です。
- #13332 Amazon S3 統合の設定ミスに対するエラーメッセージがより詳細かつユーザーフレンドリーになりました。集約アップロード用の無効なオブジェクトキーのテンプレートを含む Amazon S3 Sink の設定は動作しなくなります。この変更以前は、そのような設定は有効とみなされていましたが、実際には機能しない統合となっていました。
- #13420 スキーマバリデーションのトピックフィルターが空のセットで設定されることを防ぐ設定検証を追加しました。このような設定は少なくとも1つのトピックフィルターを定義しなければ有効ではありません。トピックが空のスキーマバリデーションは実質的にバリデーションがないのと同じであるため、このような設定は非常に稀だと考えられます。
e5.7.0
#12947 JWT 認証に新しいブールオプション
disconnect_after_expire
が追加され、デフォルト値はtrue
です。有効にすると、JWT トークンの有効期限切れ後にクライアントは切断されます。以前は、有効な JWT を持つクライアントは JWT トークンが期限切れになってもブローカーに接続し続けることができました。現在は JWT トークンの期限切れ後にクライアントが切断されます。以前の動作を維持したい場合は、
disconnect_after_expire
をfalse
に設定してください。#12957 macOS 12 向けのパッケージのビルドを停止しました。
#12895 DynamoDB コネクターおよびアクションに必要ながら抜けていたキーを補完しました。古い設定はこの修正前は正しく機能していなかったため廃止されます。具体的には、DynamoDB コネクターには新しいキー
region
の追加が必須となりました。さらに、DynamoDB アクションではhash_key
とrange_key
がサポートされ、hash_key
は必須です。